【医療の職業研究シリーズ】歯科衛生士になるには?
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2023.06.01
医療のコラム歯科衛生士学科
【医療の職業研究シリーズ】歯科衛生士になるには?
歯科衛生士とは、歯科衛生士法に基づく国家資格。歯科医師の治療の補助などを行い、お口の健康を守る専門職です。
「歯科衛生士になるための進学先は?」「HOSP!の合格率は?」…”なりたい”を叶える、とっておきの情報をお伝えします。
歯科衛生士とは?
国家資格であることから、診療のサポートはもちろん、むし歯の予防処置、ホワイトニング、ブラッシング指導など、医療人としての業務や地位も保障されている歯科衛生士。一度取得すれば、ライフステージの変化に関係なく一生役に立つ資格として、人気を集めています。
歯科衛生士の三大業務として挙げられるのが、診療補助・予防処置・保健指導。
【診療補助】
一人の患者さんに対して、歯科医師を中心にチームで行う歯科診療。医師の治療補助や医師の指示のもと、治療の一部を行います。
【予防処置】
受診内容の2大トップともいえる、むし歯と歯周病。フッ素化物の塗布や歯石の除去作業を通して、発症を防ぐための予防処置を行います。
【保健指導】
歯科医院ではもちろん、保育園や小学校、老人ホームなどで歯磨き指導や食育支援などを行い、正しいセルフケアを指導します。
大人になるにつれて、歯に痛みを感じないと受診しないという人が多い歯科医院。そのハードルを少しでも下げるため、そして生涯を通して歯と口の健康をキープするためにも、歯科衛生士の仕事は重要なポジションといえます。
そして昨年、毎年歯科検診を義務付ける国民皆歯科検診実現プロジェクトチームも発足し、歯の健康により注目が集まる今、専門職としての需要も高まっているのです。
歯科衛生士が活躍できる場所は?
歯科衛生士の就職先は、歯科医院が90%以上を占めています。全国的にみても有効求人倍率の水準は高く、全国で67,654施設(2023.2現在)の中から勤務先が選べます。
歯科医院とひと言でいっても、一般歯科のほか、小児歯科、口腔外科、矯正歯科、そして審美歯科と内容はさまざま。場所も都市部から住宅街までと多岐に渡っていることから、自分のライフステージにあわせて働けるのも魅力です。
【一般歯科】
むし歯や歯周病の治療など、一般的な口腔内のトラブルに対応する歯科。多くの治療が保険の範囲内で行われます。
【小児歯科】
新生児から15歳くらいまでの小児の歯のトラブルに対して、予防や診断、治療をする歯科。基本的に一般歯科と治療内容は変わりませんが、小児ということもあり、むし歯予防への治療が充実しています。
【口腔外科】
歯の疾患はもちろん、顎関節症や口腔がんなど、口まわりの外傷や疾患に対して外科処置を行う歯科。一般的には、親不知の抜歯を行うことが多いといわれています。
【審美歯科】
歯や口もとの美しさを中心に治療する歯科。口腔内のトラブルを治療するだけではなく、目立たないかぶせものや入れ歯、ホワイトニングなど、審美的な悩みも解決してくれます。
歯科衛生士とは歯科助手の違いは?
歯科衛生士とよく混同されがちなのが歯科助手。歯科アシスタントとも呼ばれ、主に受付業務や診療のための準備・雑務などをする仕事です。
歯科衛生士との一番の違いは、国に認められた資格(国家資格)がないこと。なかには、歯科衛生士の人手不足から歯科助手がその役割を果たしている医院もありますが、当然のことながら歯石の除去などの医療行為を行うことはできません。簡単にいうと、歯科衛生士=医療従事者、歯科助手=一般事務職となるのです。
詳しくは!
https://www.hospi.ac.jp/3498/
歯科衛生士になるのは大学?短大?専門学校?
歯科衛生士になるためには、厚生労働大臣指定の大学や短大・専門学校などの養成施設に通い、定められたカリキュラムで知識と技術を学ぶ必要があります。なので、歯科衛生士の資格と聞くと、進学先は短大や大学を思い浮かべる人も多いかと思いますが、実は全国的にみても資格取得者の80%以上が専門学校で学んでいます(※全国歯科衛生士教育協議会「歯科衛生士教育に関する現状調査の結果報告(R3.6)」より)。
歯科衛生士の教育では、基礎分野や專門分野など「学ばなくてはならない」と決められている内容があり、それはどの大学・短大・専門学校も共通となります。その他のカリキュラムは各校のオリジナルとなります。
専門学校はその名の通り、専門的なことを学ぶ教育機関です。さまざまな知識を幅広く学ぶのではなく、歯科衛生士になるために必要なことだけを効率よく学べるのが特長です。さらに、実習の数も他の養成施設より充実。就職先ですぐに役立つ技術を身につけられるのも大きなメリットといえます。
2022年度、歯科衛生士国家試験合格率100%
2022年に実施された試験では、全国で受験者7,470名に対して合格者6,950名、合格率93.0%。そしてHOSP!はというと…なっ、なんと!受験者23名に対して合格者23名!!!
合格率100%を達成しました。
開催回(年) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
第32回(令和5年) | 7,470名 | 6,950名 | 93.0% |
第31回(令和4年) | 7,416名 | 7,087名 | 95.6% |
第30回(令和3年) | 7,099名 | 6,624名 | 93.3% |
第29回(令和2年) | 7,216名 | 6,808名 | 94.3% |
第28回(平成31年) | 7,207名 | 6,934名 | 96.2% |
(歯科医療振興財団 公表)
過去5年以上に渡り、全国での合格率が90%以上を占めることから、歯科衛生士の試験は簡単!と思う人もいるかもしれませんが、それは大きな間違い!
歯科衛生士の国家試験受験資格を得るためには、以下の3つのいずれかを満たしている必要があります。
1.文部科学大臣の指定した歯科衛生士学校を卒業した者
2.都道府県知事の指定した歯科衛生士養成所を卒業した者
3.外国の歯科衛生士学校を卒業し、または外国において歯科衛生士免許を得た者であって、厚生労働大臣が1または2に掲げる者と同等以上の知識および技能を有すると認めた者
上記の「歯科衛生士学校」が大学や短大、「歯科衛生士養成所」というのが、専門学校にあたります。つまり最低での3年間、所定のカリキュラムを修了していないと、受験資格が得られないということになるのです。
全国的にみても約170校、各都道府県に1校以上ある歯科衛生士の専門学校・養成校。新潟県内では、新潟大学、明倫短期大学、日本歯科大学新潟短期大学と、HOSP!だけ。新潟県内での専門学校では唯一となります。
講義や実習など、しっかりとした授業内容が身についていれば合格は難しくないともいわれている歯科衛生士国家試験ですが、どこに進学し、どんな内容を学ぶかで試験の合否は大きく変わってくるともいえます。
歯科衛生士を目指すならHOSP!へ
新潟県内では唯一、歯科衛生士を目指せる専門学校HOSP!。だから合格するのは当たり前!と思う人もいるかもしれませんが、合格率100%を達成できたのにはここにしかない!たくさんの強みがあるからです。
【強み1】最新鋭の映像システムをしての技術の習得!
講師陣の手元を映し出すシステムの導入により、よりわかりやすく、細部に至るまでみることができ、一歩先をいく技術を習得することができます。
【強み2】新潟県内70ヵ所以上の豊富な実習先!
HOSP!のある県央地域はもちろん、新潟市や長岡市、上越市など、新潟県内全域の歯科医院で実習ができます。その他にも、高齢者施設や保育所、小中学校、保健センターなどの実習先もあるので、幅広く経験を積めます。
【強み3】現役歯科医師から新しい症例・治療法を学べる!
現役の歯科医師による講義では、歯科現場でのニーズや最新の症例など、リアルを学ぶことができます。“今”をタイムリーに知ることで、就職先でも役立ち、スキルアップにつながります。
さらに、合格率100%の強みとなっているのが、国家試験サポートシステム。いつでも、どこでも、短時間でも学べる環境を確立するために、HOSP!ではe-ラーニングシステムを導入。ちょっとしたスキマ時間での有効活用できる環境が整っています。
HOSP!歯科衛生士学科のカリキュラムは?
国家試験対策はもちろん、歯科に関わる分野を網羅したカリキュラム内容、リアルさを追求した最新設備の実習室など。学びの環境もHOSP!ならでは。
【主なカリキュラム】
基礎分野:社会・教育学、保健体育
専門基礎分野:口腔解剖学、公衆衛生、保健情報統計学
選択必修分野:接遇・マナー、介護技術、東洋医学概論、最先端歯科
専門分野:歯周病学、歯科矯正学、小児歯科学、障がい・高齢者歯科学、歯科予防処置、歯科予防処置演習、歯科保健指導演習、歯科診療補助法、歯科診療補助演習、臨地演習 など
開校4年、最新の施設と設備が整う環境と経験豊富な講師陣。抜群の体制で、今の医療現場に沿ったカリキュラムが学べるHOSP!なら、国家試験の合格はもちろん、即戦力となる力が身につきます。
もっと詳しく知りたい人は…オープンキャンパスへ!
むし歯や歯周病といった治療だけではなく、専門的な分野へのニーズも高まっている歯科現場。今よりもさらに、歯科衛生士の需要は高まると考えられます。
歯科衛生士に少しでも興味のある人は、今がチャンス!
夢を叶えるために、”なりたい”をもっと知るために、自分の将来を確かなものにするために…ぜひ、HOSP!のオープンキャンパスに参加してください。
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