【歯科衛生士になるために!】専門学校と短大の違いって?

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2024.06.26

医療のコラム歯科衛生士学科

【歯科衛生士になるために!】専門学校と短大の違いって?

生涯を通して活躍できる「国家資格」を保持している、歯科衛生士―

歯科衛生士になるためには、高校卒業後、すぐになれる訳ではありません。
専門学校や、大学・短大の卒業が必要となります。

そこでよく疑問になるのは、『歯科衛生士になるためには、”専門学校”と”短大”どちらがいいの?』という点です。

それぞれの学校(施設)で学ぶ特徴を活かして学んでいくことが、歯科衛生士として働く下地となっていきます。
専門学校・短大、どちらを選んでも、歯科衛生士になることはできますが(※国家試験に合格することが前提です)、進路を決める中で「どっちに進学しようか?」悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

今回は、この機会に『専門学校と短大』どちらが自分に合っているのか確認してみましょう!

歯科衛生士になるには?

まず初めに、歯科衛生士になるには【国家資格(歯科衛生士資格)】を取得しなけれないけません。
国家資格受験には、歯科衛生士の専門学校や大学・短大の、「歯科衛生士を養成するための学校(歯科衛生士養成校)」で、3年以上学ぶことが必要になります。
そのため、歯科衛生士になるためには、まずは歯科衛生士養成施設(学校)への進学が求められます。

一般社団法人 全国歯科衛生士教育協議会の調査によると、中でも”専門学校”が最も多く、次に短大が続くという結果になったそうです。
この調査から、【歯科衛生士になるために、ほとんどの人が専門学校に通っている】ということが分かります。

これまで、修業年限は2年制以上でしたが、歯科衛生士学校養成所の指定規則が一部改正され、平成17年4月1日を施行日とし、平成22年4月1日までに、全ての養成機関は、3年制以上となりました。
したがって現在は、同じ3年間でも昔の慣習から「短大」を目指すケースと、法改正後に新設された「専門学校」を目指すケースに分かれています。(※日本歯科医師会より一部抜粋)

それぞれの学校の特徴は?

【専門学校】

●学ぶ年数:3年
●学ぶ内容:歯科衛生士になるための専門的な知識や、技術を中心に学ぶ
●就職:歯科衛生士になることが前提

【短大】

●学ぶ年数:3年
●学ぶ内容:歯科の知識だけではなく、一般教養科目なども学ぶことができる
●就職:歯科衛生士以外のキャリアプランの選択肢が増える

それぞれのメリットは?

【専門学校】

①専門的な知識(主に歯科衛生士に関する)を効率よく学べる

歯科衛生士の専門学校は、基本的に歯科衛生士を目指す人に、効率のより学習環境を提供することを目的とした学校です。
そのため、歯科衛生士に必要な専門知識を得るための授業を受けることができます。

常に、歯科衛生士関連の授業を学ぶことができるため、必要な知識と技術をスムーズに身につけることができます。

また、カリキュラムに無駄がなく、知識の取得ができることも特徴です。
さまざまな知識をまんべんなく学ぶというよりも、【歯科衛生士に必要なことだけ学びたい!】と思っている方には、専門学校が向いていると言えます。

②実習が充実している

短大に比べて、歯科に関するカリキュラムが中心となるため、実習の数も多く、多くの実習がカリキュラムに組まれています。

また、専門学校には本格的な実習を体験できる環境・設備が整っている点もメリットの一つです。
実習室に、歯科医院を模した設備を設置している学校も多いため、在学中に歯科衛生士が行う仕事の流れを具体的に把握できることができます。

実習を通じて、歯科衛生士の三大業務といわれている「歯科予防処置・歯科診療補助・歯科保健指導」の実習が可能のため、卒業後にすぐに仕事で活躍できるスキルを修得することができることもメリットといえます。

卒業後の就職先で、すぐに役立つ技術を多く専門学校では学ぶことができます。
就職後に即戦力で働きたいと考えている方は、専門学校がおすすめです。

③国家試験の合格率が高い

一般的に専門学校の方が、短大よりも国家試験合格率が高いです。
その理由としては、国家試験対策の授業があったり、試験対策のノウハウを持つ講師がいたり、試験に役立つ知識を獲得できます。

国家試験に確実に合格したい場合には、専門学校を選ぶことをおすすめします。

【短大】

①一般教養を含めた数多くの授業に参加することができる

歯科衛生養成校の短大に進学することは、一般教養を含めたさまざまな授業に参加できるメリットがあります。
歯科衛生士の短大は、医療福祉の学校に併設されていることが多い傾向です。

歯科の分野とは異なる分野の先生も常駐しているため、さまざまな授業が開講されていることも特徴です。

専門学校ほど歯科衛生士中心の授業を組めることは少ないため、専門知識・技術の習得に時間がかかる可能性があります。

②歯科衛生士以外にもさまざまな職業を選択できる

短大への進学は、歯科衛生士以外の職業につけるという点でもメリットがあります。
短大は、専門学校のような専門知識を学ぶ機関ではないため、短大卒業後に「必ずしも歯科衛生士として就職する」ことが前提にはありません。

例えば、一般企業への就職も可能なため、卒業後の進路の幅は非常に広くなるでしょう。

特に介護・福祉関係の職種や、小児関係の職種では、歯科衛生士に関するスキルも活かすことができるため、短大卒業後の就職先として考えられます。

学費について

歯科衛生士になるための学費は、どれくらいかかるのでしょうか?専門学校と、短大を比べて平均的な目安を紹介します。

【専門学校】

約300万円~380万円

【短大】

約380万円~400万円

…専門学校は、短大に比べると学費が安いのが特徴です。費用を抑えて、早く歯科衛生士として働きたい場合は、専門学校を選ぶことをおすすめします。

学校によって、学費をサポートするところもある場合もあるので、資料請求やホームページなどで、よく確認しておきましょう。

専門学校と短大、カリキュラムの違いは?

歯科医衛生士の国家試験を受けるにあたって、国が定めた機関で、定められた内容を必ず学ばなければいけません。
そのため、歯科衛生士になるうえで受けなければならないカリキュラム自体は同じです。

歯科予防処置論、歯科診療補助論など基本的な知識については、専門学校・短大、どちらへ進学しても必ず学ぶこととなります。

また、実際の歯科現場について学ぶ、臨地実習も行われるので、専門・短大どちらに進学しても、必要な知識を学べなかったということはありません。

専門学校の場合は、こうした必要な知識を定められた時間割に従って、効率的に学んでいきます。
時間割に従って勉強していけば、必要な知識を十分に得られます。

『歯科衛生士になるための授業をしっかり、効率的に受けたい!』と考えるか、『つめこみすぎない余裕のあるスケジュールで、一般教養も学んでいきたい』と考えるかも、進学先を決める一つのポイントになると思います。

就職について

【専門学校】

就職についてはおのずと、「歯科衛生士の国家資格を取得し、歯科衛生士として就職する」という道になってきます。

専門学校は担任や、就職担当の教員が、学生一人ひとりの希望を把握したうえで、就職サポートを行ってくれるので、安心して就職活動を進めていくことができます。

一人ひとりを、しっかりとサポートしているからこそ実現できる高い就職率は大きな魅力と言えます。

【短大】

一般教養科目も学ぶこととなるため、歯科の分野以外についても学ぶことができます。
そのため、歯科衛生士のみならず、他のキャリアの選択肢が増えていく場合もあります。


短大は、卒業後に「必ずしも歯科衛生士として就職する」ことが前提にはありません。例えば、一般企業への就職も可能なため、卒業後の進路の幅は非常に広くなるでしょう。

特に介護・福祉関係の職種や、小児関係の職種では、歯科衛生士に関するスキルも活かすことができるため、短大卒業後の就職先として考えられます。

まとめ

基本的には「歯科衛生士の国家資格を受けるために必要なカリキュラム」が定められていることから、専門学校・短大、どちらを選んでも大きく変わることはなく、どちらかを選んだために就職しにくい…ということはないでしょう。

ただし、それぞれの学校ごとに特徴が異なるため、「どんなことに力を入れているのか?」「学費はいくらするのか?」などといった、ポイントで変化があるので、特徴やメリットなどは、進学先を決める際は自分に合った学校を選択しましょう!

気になる学校がある場合は、資料請求をしたり、実際にオープンキャンパスに参加することも大切です!

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