【医療現場を支えるシゴト】医療事務のやりがいって…?患者様からの感謝の言葉、コミュニケーションもやりがいに!!
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2024.11.01
医療のコラム医療事務学科
【医療現場を支えるシゴト】医療事務のやりがいって…?患者様からの感謝の言葉、コミュニケーションもやりがいに!!
「医療事務」―病院や医院の受付、会計をイメージする方も多いのではないでしょうか?
私たちが、病院や医院を受診する際、どこか体の調子が悪いときで、不安な時もありますよね。
そんな時、受付の医療事務の方に優しく声をかけてもらったり、温かい対応をされると、不安な気持ちが和らいだり、安心して落ち着きませんか?
医療事務の方は、チーム医療の中で多くの多職種職員や患者様を繋ぐ、”架け橋”の様な存在をしてくれています😌🌷
働くうえで、給料や福利厚生、勤務時間などを重視する方もいるのではないかと思いますが、できれば『人の役に立つような仕事をしたい!』と考える方もいるのではないでしょうか?
そして、『やりがいのある仕事をしたい!』という方もいるのではないでしょうか😌
人気の職種の一つとして、今も【医療事務】があります。
幅広い年代に人気のある医療事務ですが、『医療事務のやりがいって何だろう?』と気になりませんか?
今回は、医療事務の仕事を通じて感じられる『やりがい』についてご紹介していきます♪
そもそも医療事務の仕事って?
病院や医院、調剤薬局など、医療機関の受付を行います。
受付業務は、外来患者様から診察券や保険証をお預かりし、必要があれば問診票を患者様に記入してもらいます。
初診の患者様であれば、カルテ作成や診察券を発行したりといった業務も行います。
再来の患者様に関しては、医院内で保管しているカルテを探し、診療内容や患者様の診療目的などを把握することも仕事の一つです。
受付業務の他にも、会計・レセプト業務を行ったりもします。
カルテに記入された処置内容や、処方された薬名を確認して、保険点数に換算し、診療報酬請求明細書を作成します。
レセプトは、医療機関が保険者から診療報酬を請求するための重要な書類となります。
そのため、医療機関の収入に直結する重要な業務であり、正確な処理が求められます。
医療事務は、今後も必要とされる職種!!
現在、日本は少子高齢化社会ということを、みなさんご存知だと思います。
この高齢化率は、今後も増え続くと予測されており、医療をより必要とする高齢者が増え続けることは、病院や診療所、調剤薬局などの医療機関の必要性を示します。
医療機関が高齢者に求められる医療の形は通院から、在宅医療への必要性と移り変わることも考えれますが、どのような形の診療であっても、最終的にはレセプト(診療報酬明細書)を作成し、医療保健事務を行うことには変わりありません。
社会の医療体制が移り変わることがあっても、医療事務の仕事が必要とされ続け仕事であり、今後も活躍の場が失われることなく、働く場所に困ることはないといえるでしょう。
医療事務の「やりがい」とは…?
やりがいを感じて働くことは、仕事の満足度も高くなること、モチベーションが上がることなど、多くのメリットがあります!!
絶対に必要なものではありませんが、毎日の生活や日々の業務を前向きに過ごせる大きな理由になるのではないでしょうか😌💕
それでは、医療事務の仕事でやりがいを感じられることは何でしょうか?
一緒にみていきましょう✨
患者様と信頼関係を構築できたとき
医療事務の仕事を通して、幅広い世代の患者様とコミュニケーションを取り、信頼関係が築けた時に大きなやりがいを感じることができます!
医療事務は、患者様が些細な事も相談できる窓口ともなる仕事であり、信頼関係が重要です。
通院中の患者様にとって、医療事務員をはじめ医療スタッフが『自分のことを覚えてくれている!』『些細なことも相談にのってくれて、頼りになる!』『自分のことを理解してくれている!』ということは、大きな安心感と信頼感につながると思います。
誠実に対応すれば患者様に感謝されることも多いのが、医療事務の仕事です。
患者様とコミュニケーションを重ねたうえで築いた信頼関係は、医療に関わる仕事のやりがいだといえます。
医療に関する知識が増える!
一般的な事務の知識だけではなく、医療に特化した専門知識が増えていきます。
薬や検査に関する知識、保険や医療費についての知識まで、医療事務で働いているからこそ身につくものがたくさん得られます。
覚えることも多く、初めは大変だと感じるかもしれませんが、自分のスキルアップを実感でき、やりがいを感じられます。
「ありがとう」と感謝された時
受付業務などでは、治療が終わったタイミングや会計時などで、患者様から「ありがとう」と感謝の言葉をもらうことも多いです。
自分自身が診察や治療を行うわけではありませんが、患者様から言われる「ありがとう」の一言に、医療スタッフとしての誇りを感じる方は多いでしょう。
医療事務は、病院内の業務を円滑に回すために欠かせない存在です。
医師や看護師とともに現場で仕事を進める場合もあるため、業務が遂行できた際は、同じ医療スタッフから感謝を伝えられることもあります。
患者様や医療スタッフから、「ありがとう」「助かります」といった感謝の言葉をかけてもらえた時は、大きな喜びとやりがいを感じられるでしょう。
自分自身のスキルアップを感じた時!
医療事務業務に就くために、特定の資格や免許は不要ですが、医療制度に関する専門知識が必要であり、医療事務に必要な技能を証明する民間資格が多く存在しています。
未経験や無資格、独学で目指すことはできますが、医療系の学校に通っていたり、資格を取得していたりすると就職する際に有利になる可能性が高いです。
医療事務の仕事は、自身のスキルアップに気づきやすく、その点でも大きなやりがいを感じられる仕事です。
少しずつ知識を蓄えていくと、長く使えるスキルとしても身についていきますし、多くの患者様と接するなかで臨機応変な対応術・接遇マナーも学ぶことができます。
医療事務の仕事は、日々、患者様と接する中で自分のスキルアップを実感する機会が多くあります。
医療事務を目指したい!!…どうすればなれる?
医療事務業務に就くために、特定の資格や免許は不要ですが、医療制度に関する専門知識が必要であり、医療事務に必要な技能を証明する民間資格が数多く存在しています。
医療事務になるためのルートは、大きく分けて次の2つ。
医療系・ビジネス系の専門学校へ進学!!『専門知識を身に付けてから就職先を探す』
…未経験や無資格、独学で目指すことはできますが、医療系の学校に通っていたり、資格を取得していたりすると就職する際に有利になる可能性が高いです。
専門学校では、医療事務の資格に必要な知識だけではなく、現場で実習を行う学校もあるので、実習を経験することで就職後のイメージもつかみやすいです。
未経験・無資格で働ける就職先を探す
…未経験や無資格でも働ける医療機関もあるため、未経験・無資格でも可能な就職先を探し、働きながら経験を積み、医療事務に必要な知識を身に付ける実践的な方法もあります。
ですが、現場で求められるのは即戦力です。資格不要・未経験でも採用している医療機関もありますが、資格を取得しておいた方がよいと言えます。
【資格取得後や実務経験がある方が、ダンゼン有利!!】
資格としても職業としても、幅広い年齢層から医療事務は人気となっているので、希望者は毎年多いです。
人気なことからも、資格を取得した後や実務経験を積んでからの方が、面接などをより有利に進めることができる可能性が上がります。
経験や資格などで、医療現場の環境や医療の専門用語などを知識として持っていることが、医療事務になるための近道になるのではないでしょうか。
医療事務の資格を取る【メリット】とは?
全国どこでも!!長く働き続けることが可能!!
…医療機関は日本全国にあること、医療事務の資格は全国共通のため、身に付けたスキルを武器に、さまざまな選択肢の中から自分に合う職場を選ぶことができるのも魅力のひとつ。
基本的な知識やスキルを身に付けていれば、活躍の場が広がります✨!
プライベートと両立!!自由に選べる勤務スタイル
…子育てや家族の看病など、さまざまな事情があっても、正社員だけではなくパートタイムなど、ライフスタイルに合わせてずっと働き続けられることが可能!!
高齢化社会を見据えた将来性がある
…日本は高齢化が進んでおり、今後も医療機関は一定の需要が見込まれます。
内閣府の『令和5年版 高齢社会白書』によると、日本の総人口1億2,495万人(令和4年10月1日時点)に対して、65歳以上の人口は、3,624万人、高齢化率は29%という指標が出ました。
(※参考:令和5年版 高齢社会白書「第1章 高齢化の状況」内閣府 より)
このような現状からも、医療事務の仕事は常に必要とされていることがわかります。
習得した知識・スキルを活かせるため、将来性も高く、年齢を重ねても働き口を見つけやすいといえます。
就職・転職がしやすくなる
…医療事務は、資格なしでも勤務できる仕事ですが、資格を取得していれば、相応の知識やスキルを持っている証明になります。
資格があれば、未経験でも採用される可能性が上がるため、就職や転職の場面で役に立つといえます。
また、面接の際も知識やスキルをアピールすることができるので、就職・転職活動に有利と言えます。
正社員やパート、アルバイトなど、自分に適した雇用形態も選びやすくなるため、資格を取得するメリットは大きいといえます。
まとめ
医療事務は、多くの人から感謝されることが多く、地域や社会に貢献しているという実感を得やすい仕事です。
受付応対をはじめとし、仕事内容が幅広いため大きなやりがいを感じられる可能性があります。
診療がスムーズに進むよう、医師や他の医療スタッフと連携し、現場を支える専門的な事務職です😌🌷
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