【歯科保健指導をする理由って…?】歯科衛生士の三大業務!私たちの歯と体の健康維持のためにも必要なこと!

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2024.11.11

医療のコラム歯科衛生士学科

【歯科保健指導をする理由って…?】歯科衛生士の三大業務!私たちの歯と体の健康維持のためにも必要なこと!

“歯科衛生士”―
と聞くと、「歯科医師の診療をサポートする人!」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか?

確かに歯科医師の診療をサポートする『歯科診療補助』も、歯科衛生士の重要な仕事の一つです。
実は、歯科衛生士には他にも『歯科保健指導』・『歯科予防処置』といった重要な仕事があることをみなさんご存知でしょうか?

『歯科保健指導』は、歯の磨き方を始めとした口腔ケアの方法などを、患者さん一人一人に合わせて指導する仕事です🦷✨

今回は、私たちの歯と健康な日々を送るために欠かせない、歯科衛生士が行う『歯科保健指導』についてご紹介します♪

初めに…歯科衛生士って、どんなお仕事?具体的に何をするの?

医療系の国家資格である歯科衛生士は、主に歯科医院で歯科医師のサポートなどを行うことが仕事です。

歯科衛生士の三大業務である『歯科予防処置』『歯科診療補助』『歯科保健指導』の役割を担う国家資格であり、患者様が”むし歯”や”歯周病”にならないように生活習慣をサポートする、“笑顔のある健康な生活をサポート”する、【生涯にわたって人の役にたつことができる仕事】です。

歯科衛生士になるには?どうすればなれる?

歯科衛生士は、『国家試験』に合格することで、歯科衛生士として働けることとなります。

しかし、国家試験はすぐに受験できるものではないこと、高校を卒業したらなれるわけではなく、専門学校や短大などの歯科衛生士養成校で3年以上学び、そうすることにより国家試験受験資格が得られます。

また、座学だけではなく実習での経験も積まないといけないので、通信教育では資格を取得できません。

歯科衛生士は、専門性の高い業務のため、将来性の高さも注目されています!!
患者様に、専門的な処置や指導ができるのは、国家資格を保持しているからだと言えます。

歯科衛生士の三大業務とは…?

【歯科診療補助】
一人の患者さんに対して、歯科医師を中心にチームで行う歯科診療。
医師の治療補助や医師の指示のもと、治療の一部を行います。

【歯科予防処置】
受診内容のの2大トップともいえる、むし歯と歯周病。
フッ素化物の塗布や、歯石の除去作業を通して発症を防ぐための予防処置を行います。

【歯科保健指導】
歯科医院ではもちろん、保育園や小学校、老人ホームなどで歯磨き指導や食育支援などを行い、正しいセルフケアを指導します。

大人になるにつれて、歯に痛みを感じないと受診しないという人が多い歯科医院。
そのハードルを少しでも下げるため、そして生涯を通して歯と口の健康をキープするためにも、歯科衛生士の仕事は重要なポジションといえます😉🌷

また、昨今では毎年歯科検診を義務受ける国民回歯科検診実現プロジェクトチームも発足し、歯の健康により注目が集まる今、歯科衛生士は専門職としての需要も高まっています。

三大業務の一つ!歯科衛生士が歯科保健指導をする理由は?

歯科衛生士は、患者さんの歯の健康を守る仕事をしています。
歯科衛生士法に基づく国家資格であり、歯の専門家でもあります。
そのため歯科衛生士は、歯に関する多くの知識や技術を持っています!

歯科保健指導は、患者さんの歯科に対する意識を向上させ、日常的な自己管理をするための指導でもあります。
前述で説明をさせていただきましたが、主に歯磨き指導や食生活指導を行います。

歯並びや滑舌、嚥下(えんげ)などに深い関係がある、口腔筋のトレーニングをすることも多くなってきました。
一人一人の患者さんによって、必要な情報や受け取る能力が異なってくるため、歯科衛生士はそれを正しく認識して保健指導を行わなければなりません。

歯科保健指導がうまくいくことで、患者さんの歯や身体の健康状態は継続的に良くなるといっても過言ではないことからも、歯科保健指導は大切な業務といえます。

歯科保健指導が行われる場所は?

歯についての指導やアドバイスは、歯科医院のみで行われている訳ではありません。
みなさんも、ブラッシング指導を幼稚園や小学校で教えてもらった!という方も多いのではないでしょうか😌✨

幼稚園や小学校で子どもたちに歯の健康の大切さを教えたり、ブラッシング指導をしたりします。
また、介護老人保健施設等で高齢者の方への歯科保健指導や食事指導など、様々な場所で行われています。

歯科保健指導で行われる内容って?

歯科保健指導では、歯に関する知識や歯の磨き方を教えるだけでなく、むし歯や歯周病などを予防するため、健康意識の向上や食生活における栄養バランスの説明なども行っています。

幼児から高齢者までの各ライフステージにおいて、すべての人を対象に行われています😊

歯の磨き方

歯磨き指導ではセルフケアのスキルアップを専門的に支援しています。
模型や映像などを使用して、正しい磨き方を歯科衛生士が指導してくれます。
また、年齢に合わせた歯のケア方法や、嚥下(えんげ)機能が低下した高齢者が、誤嚥(ごえん)しないようにするための工夫も行われています。

歯の知識

むし歯や歯周病などについての知識や歯の健康がどうして大切なのかなど、対象年齢に合わせてわかりやすく歯科衛生士が伝えてくれます。
乳幼児期は、保護者を対象に育児知識や育児行動に対する支援・指導が行われ、幼稚園や小学校では、歯や口腔内の健康づくりに関した生活に必要な習慣を身に付けるための支援・指導を行っています。

食生活指導

健康を維持するために食事は欠かせません。
そのため、歯の健康においても食事は大切です。
食生活指導では、噛むことの大切さの教育や、食生活を支える歯や口腔の健康づくりについても、歯科衛生士が指導してくれます。

口内トラブルは、生活習慣病にも関係する…?!

受診内容の2大トップと言われている、「むし歯」・「歯周病」。
むし歯や歯周病の口内トラブルは、口内だけにとどまらず全身に悪影響を及ぼす恐れがあることを、みなさんご存知でしょうか😨?

例えば、歯周病は糖尿病を悪化させたり、肥満になりやすくなると言われています。
認知症と関係しているという研究結果もあるそうです。

また、むし歯を放置していたり、悪化してくると痛みで食事が満足にとれない!という状態が続く場合、栄養不足になってしまいます。
食べられるものだけを食べて、どうにか過ごすというような偏った食生活では、生活習慣病が引き起こされる可能性も高くなります。

「歯が痛い」「食べられない」となると、イライラしたりして精神面でもよくありませんよね😢
食事を楽しめれば心も満たされますし、自分の歯で噛んで食べるということは、認知症予防にもつながります。

口腔ケアは、むし歯や歯周病を防ぐためだけではなく、全身の健康を維持するために必要なのです🌷

歯と体の健康維持に!!

もし、むし歯や歯周病になったとしても、すぐに適切な治療を受ければ問題はないかもしれません。
ですが、そうならないためにも日頃からしっかりとケアをすることで予防できたらいいですよね😉

日常的なケアとして重要なのは、まずは歯磨きなどのセルフチェックです!
「とりあえず磨いておけばいいや!」というようなケアだと、十分な効果は得られません。
歯科衛生士の指導に従って、適切なケアを心がけるようにしましょう!

セルフケアに加えて歯科衛生士という口腔ケアのプロからのケアや、歯科医院で定期健診を受けるようすると、より高い予防効果が期待できます。
全身の健康のためにも、歯や口腔内は常に健康な状態にしておきましょう😌✨

まとめ

口腔内ケアは、むし歯や歯周病に対してとても大切です。

歯科衛生士というお仕事があるからこそ、私たちの口腔は健康に保たれています。
【歯科衛生士は、社会に必要とされている大切な職業】です。

みなさんも、定期健診をするなどして、全身の健康のためにも、歯や口腔内を健康な状態にしてみてはいかがでしょうか✨

また、この記事を読んでいる方の中で、少しでも歯科衛生士に興味をもった方、歯科衛生養成校に進学を検討している方、キャリアアップを目指したい方…、人々の歯と身体の健康維持に大きく貢献できる歯科衛生士を、目指してみませんか😌⁉

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